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MICHIKO 0602 |
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ハリウッドの話題 |
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今、こちらは人が集まると必ずアカデミー賞や好きな映画の話題です。
毎年、年末からアカデミー投票の為に各映画会社の特別スクリーニング案内や、DVDが送られてきます。投票するアカデミーメンバーは皆忙しく、ノミネートされた全ての映画を見てはいないので、こうして見てもらう機会を作るのです。DVDは投票用につくられたもので、まだ発売されていない映画も多く、ここからオンラインやパイロットとして流出してしまうのを防ぐ為に、一枚一枚ウォーターマークがはいっていて、誰に送られたものから流れたかわかるようになっており、FBIが介入すると書いてあります。うちは主人と私と両方にそれぞれ届くので、まえは友達にあげたりしていましたが、今は貸す事さえ禁止されています。私のところに送られるのは仕事柄、VFX(ビジュアルエフェクト)関係だけですが、スクリーンライターなどには、すごい量が送られてきます。
そんな中、私の属するVES (Visual Effect Society)のアワード投票の為に、先月スクリーニングにいってきました。朝の8時から夕方4時迄ランチをはさみ、ぶっつづけで次々ノミーネートされた映像(持ち時間はそれぞれ約10分)を見ていきます。投票はオンライン上で、ここでも映像を見る事ができますが、私は大きなスクリーンで比較するのが好きだし、これだけの量をいっぺんに見ると、その年のトレンドや各社の成長具合を見ることが出来て面白いです。
VFXはいろいろな使い方がありますが、今年個人的に感心したのは動物達です。"The Chronicles of Namia"のライオンや"Charlie and the Chocolate Factory"のナッツルームでナッツを割るリス達。ほーんとうにリアルでいてキャラクター性があり、とても良い出来です。"Star Wars: Episode3"も俳優以外のバックグラウンドほとんどはCGという大作ですが、良く出来ているし大変さはわかるのですが、これだけ多く使われると、個人的には画面に窒息感を感じます。また、これほどヘビーには使われていませんが、実写の街に雪を降らせたり桜吹雪きを舞わせたり、サポート的に使う方法"Memoirs of a Geisha"のように、、もあります。
面白いエピソードがありました。主役のさゆりはブルーの瞳。これを演じた中国の女優"Zhang Ziyi"はブルーのコンタクトをいれて演技していましたが、アレルギ−反応をおこして涙がボロボロ、、困ったのは渡辺謙さんとのラストシーンのクロースアップで、涙の為にコンタクトがずれはじめ、それぞれがあさっての方向に流れ出してとっても怖い顔になってしまいました。そのオリジナル映像をみましたが、皆ワーっと声が出たくらい怖かった。こういうのもCGでなおしていました。
さてさて私もオンライン投票をすませ、今月15日にアワードセレモニーがあります。ブラックタイとイブニング。結果が気になる方は http://www.visualeffectssociety.comで見てみて下さい。業界では、アカデミーで賞をとりよりここでとる方が価値があるという人もいます。それは、アカデミ−の場合はVFXと全く関係ない人達を含めたメンバ−全てがVFX部門も投票しますが、ここでは、業界の最前線にいるプロ達の投票によって選ばれた賞だからです。とはいってもあのオスカートロフィーは魅力ですよね。
アカデミー賞の発表は3月5日です。今はラストスパートがかかり、この頃はよく各映画のプロモーションのためのランチョン招待状が届きます。
さて、みなさんの予想は?
鈴木D.美智子
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